マグネティック・ライティング

相手のアタマの中は「3ナイ」カーニバルだ!

創造的な仕事術、

「刺激と感動と、その先の理想のライフスタイルを手に入れる」

をコンセプトに DRMコピーライター

として"伝えたいを伝える"

シミズヨシヒロです。

 

 

話が噛み合っていない?!

 

昨日のことですが、あることに巻き込まれました。

今後こういったリスクを減らすためにも

これは書き留めておかなければと思い

自戒を込めて投稿です。

 

 

今日は

プロの視点と素人の視点の違いが

会話や思考のボタンの掛け違いになるのを

防ぐにはどうしたら良いか

 

についてお話しします。

 

 

私はライティング業だけでなく、

集客コンサルタントもやっていますが、

(どちらかというとこちらが本業)

 

同じ日に2件の出来事に遭遇しました。

 

最初と言ってることが違う場合・・・

一つめは、クライアント先の

ホームページをリニューアルするにあたって、

 

集客できるホームページを作りましょう

というところで、抜本的に改修することになり、

昨日は素材の撮影をするために

カメラマンと一緒に伺いました。

 

集客できるホームページには

集める(集まる)ための法則があって、

それを取り入れることが重要なのですが、

 

 

その話を事前にお話させてもらい

見本も見せたうえで

撮影日を迎えたのですが、

 

 

 

先方からは

 

「人物写真は一切いらない」

 

 

と当日に言われてしまいました。

 

スタッフ紹介欄もいらない、

施術シーンだけあれば良いとのこと。

 

相手の理由を聞き、そのうえで冷静に

しっかりとプロの意見を伝え、

 

なぜ必要なのかを伝えても

 

先方は尤もらしい理由を言って、意見を通そうとします。

(私から考えれば、なぜわざわざダメな方に進もうとするのか

理解できないのですが・・・)

 

 

’普通’に考えて、

誰が施術をしているかも分からない

整体院に新規で行こうとは思わないですし、

今どきそんなホームページはありえないのですが、

 

他の整体やマッサージのお店も

そのようなホームページがたくさんある

と言うのです。

 

 

 

そのサイトをを見せてくださいと

お伝えして、実際に

見せてもらいました。

 

 

一体どんなホームページなのか?

繁盛店なのか?

興味と不安が入り交じります。

 

 

 

 

で、実際にみてみると・・・

 

 

 

 

 

ホットペッパービューティー

(エステ系のポータルサイト)でした・・・(白目)

 

 

 

 

確かにそこには、

施術シーンが2〜3枚載っているだけでしたが・・・

 

 

 

これはホームページじゃないですよ・・・。

 

ってところから説明をして、

結果的に1時間この件に時間を割き、

最後は納得して撮影に臨んでくれましたが、

その後の撮影時間が足りなくなるなど、本当に大変でした。

 

プロのクオリティーじゃない!(怒)

 

そして二つ目は、

別のクライアント先で

看板デザインの件をデザイナーと

 

話を詰めながら制作物を

納品させていただいたのですが、

 

 

 

「このクオリティはプロの仕事じゃないです」

 

と一刀両断されました。

 

 

 

相手がどう考えているのかを

再度ヒアリングしないといけないですが、

 

おおよそ考えられるのは、

【看板デザイン=ロゴタイプの制作含む】

 

だと思われている可能性があるのですが、

これは全く違うものです。

 

納品した看板デザインについて

話を後日する必要に迫られてしまいました。

 

 

相手は「3ナイ」と認識して話をする

 

この2つの事例から考えるに、

専門家の「当たり前」と

素人「の当たり前」は、

明らかに違うということです。

 

 

ホームページとポータルサイトの違いなんて、

言わなくても分かっていると思っていましたが、

 

当たり前がズレている場合、

今回のようにトラブルを

引き起こします。

 

 

看板デザインとロゴタイプに関しても、

プロからすればこの2つが違うのは

常識レベルの話なんですよ。

 

今回の件で

看板デザインとロゴを混同しがちな人が

多いのではないかと推察していますが、

 

常識レベルの話として

スルーしてしまった問題が、

結果的にこのような無用のトラブルを

引き起こす原因となってしまいました。

 

 

このことから考えるに、

相手は

 

「何も知らない」

「理解していない」

「正しい情報をもっていない」

 

という

 

「3ナイ」だと

認識しておく必要があります。

 

これを踏まえた上で

話を進めないと、

 

本当に痛い目にあいます。

 

 

相手が自分なりに

「理解している」情報でも、

 

その認識が間違っている可能性が

大いにあるので、

 

 

先回りしてリスクを

潰しておきましょう。

 

 

ただし、非常に難しいです。

何せ自分が当たり前だと思っている情報が、

相手にとっては当たり前ではないのです。

 

ですので、都度確認をしながら進めていき、

可能なら書面で具体的に残しておいて、

後日相手と共有しておくと良いでしょう。

 

 

なぜなら、書面で具体的に残しておけば、

クレームを付けられたときや

急に話が変わった場合など、

 

振り返って確認することが可能だからです。

 

言った言わないの話を回避する

こともできます。

 

 

 

まとめ

 

自分が当たり前だと思っていたことは、

相手にとっては

当たり前ではないことが多いです。

 

 

これは、自分がある分野に置いて

専門知識が増えれば増えるほど、

業界の常識に浸かれば浸かるほど 

その傾向は増すということを

覚えておいてください。

 

 

相手は「何も知らない」「理解していない」

「正しい情報をもっていない」という

「3ナイ」だと認識しておき、

 

無用なトラブルが起きないように

都度確認をしながら進めていき、

可能なら文章として残しておいておく。

 

 

書面で具体的に話の内容を

残して共有しておけば、

その段階で考えに相違があれば相手から

 

確認の連絡があるので早めに

認識の擦り合わせを

行うことができますし、

 

後日クレームがあっても、

書面があれば、対応が素早くできます。

 

 

ということで、もしクライアントとの

トラブルがあった場合に備えて、

事前に対処しておきましょう。

 

 

 

追伸

 

それにしても、プロに対して

 

 

「これはプロの仕事レベルじゃない」

 

と言いきれるって、

 

本当にスゴいなと同時に、

無知って怖いなと思いました。

 

 

自分なら絶対に言えないフレーズですが、

こう言われてしまった自分にも

落ち度があったわけで、

 

その点は反省して

次に活かそうと思います。